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FLBニュース NO.135

『県内初の試み』





「市民がつくる琵琶湖の適正利用に関する条例案」(仮称)

   作成委員会の委員決まる



このほど発表された県の琵琶湖適正利用に関する条例要綱案では、とても、市民が願うような美しく静かで安全な琵琶湖を取り戻すことはできません。

こうなったら、自分たちで条例案を作り、知事に提案し広く県民に問うしか真の解決はありません。そのため「市民がつくる琵琶湖の適正利用に関する条例案作成委員会」(以下、作成委員会)を立ち上げることにしました。

この作成委員会に、私たちとともに、NGOや一般市民の皆さんにも委員として積極的に参加していただこうと募集したところ、新聞やメールなどを通じて一般から4名の応募がありましたので、この4名の方と、FLB、GW・緑とやすらぎのある新海浜を守る会、県漁連青年会、JOP・ジャパンアウトドアプラニングの12名で、作成委員会を9日発足させました。

今後は、下記のスケジュールで、市民の声と意見を条例に最大限反映すべく取り組んでいきます。



<作成委員> 敬称略

一般応募      竹田勝博(近江八幡市・自営業) 藤井邦彦(大津市・日本野鳥の会)

            立花常雄(大津市・カメラマン)京都・水とみどりを守る連絡会(京都市・) 

            高田昌彦(大阪市・自営業)

 県漁連青年会  戸田直弘(守山市・漁師)鵜飼広之氏(大津市・漁師)  

 JOP        長谷川広海(大津市・自営業)

 GW        井上哲也(彦根市・会社員)中野 桂(彦根市・大学教員)

 FLB       寺川庄蔵(志賀町・会社員)吉川恭正(安曇川町・芸術家)



国松知事に意見書提出し、市民がつくる条例案に着手 6/26



 市民がつくる琵琶湖の適正利用に関する条例案(仮称)作成スケジュール



6.25(火) FLB幹事会――FLB・GW第1回小委員会

   ・ 県作成条例要綱案の検討

・ 知事意見書作成

・ 市民案たたき台づくり

・ 作成委員会の発足に向けて

・ 作成委員会委員募集開始―― Eメール    t-shozo@mx.biwa.ne.jp  

                      またはFAX 077-524-1633

    NGO・市民への呼びかけ

    HP、淡海ネットワークセンター情報BOX、FLBニュース、マスコミ等で

    委員は15名ほど、応募多数の場合は小委員会で選考

    委員内訳:FLB2、GW2、漁業青年会1、JOP1、他NGO・市民6〜9名

7.2(火)第2回小委員会  

・ 市民案たたき台の検討

7.5(金)作成委員募集終了・作成委員選考委員会

・ 作成委員決定

7.6(土)琵琶湖の実態調査・その1 外来魚・水上バイク・バス釣りのゴミ

7.9(火)第1回作成委員会   19:00〜FLB事務所

・ 作成委員会発足

・ 市民案素案づくり

7.16(火)第2回作成委員会

・ 素案の検討

7.23(火)第3回作成委員会

・ 素案の検討・決定

7.25(木)市民意見募集開始・HP、淡海ネットワークセンター情報BOX,マスコミ等で素案に対する意見募集

8.3(土)琵琶湖の実態見学会・その2 つがやま荘(西浅井町) 12:00〜

8.5(月)市民意見募集終了

8.6(火)第4回作成委員会 ・市民意見取りまとめ、素案に反映

8.17(土)シンポジウム ピアザ淡海 13:00〜

・ 最終案で議論・意見交換

8.27(火)第5回作成員会

・ 条例案の決定

9.2(月)知事に提出   「市民がつくる琵琶湖の適正利用に関する条例案」

9.21(土)チャリティコンサート  ガリバーホール  

美しく静かで安全な琵琶湖を願って

9.?  県議会   条例案の議論









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                                                      FLB104 2002年6月26日



滋賀県知事 国松善次様

                                                   FLB・びわ湖自然環境ネットワーク

                                                          代表 寺川庄蔵

                                               GW・ 緑とやすらぎがある新海浜を守る会

                                                          代表 井上哲也



      琵琶湖の適正利用に関する条例要綱案に対する意見書



条例制定が、自然への畏敬の念、他人への思いやりの足りない、モラルなきマナー、ルール違反、違法行為を琵琶湖の管理者として制限、禁止する最後の手段であるにもかかわらず、県の条例要綱(案)は、根本的な解決にいたらなかったこれまでの県の取り組みを、努力規程として書き並べたものにすぎない。業界からの委員を多数集めた琵琶湖適正利用懇話会の提言をさらに後退させた内容である。

さらに、業界団体の提出案かと見間違うばかりの内容であり、修正を試みたが、ほぼ全条項にわたって修正が必要であり、また欠如した条項が多々あり修正では対応できない代物であった。(別紙修正試み案)このような現状追認した条例要綱(案)を作成するために1年あまりの月日と県民の税金が、無駄に使われてきたことは、琵琶湖利用の適正化に取り組んできた市民にとっては言語同断で怒りを禁じ得ない。

したがって、再度市民が中心となり琵琶湖利用のあり方の基本理念

? 琵琶湖の環境にできる限り負荷がかからない利用であること。

? 地域住民の生活と生業に対してできる限り負荷のかからない利用であること。

に沿った、世界に恥じない条例案を新たに作成することを求めるとともに、我々としても、このまま県に条例案作成を求めるだけではなく、市民自らが英知を結集して市民のための新たな条例案をつくり提案していきたい。

<条例要綱案に関する問題点>

1.特に問題となるレジャー活動が、特定できていない。

また、マスコミ報道、懇話会での議論が水上バイクに対するもので大部分を占めているにもかかわらず、プレジャーボートとして表現され、水上バイクに特定されていない。

2.申し訳程度の罰則規程の努力規程ばかりで実効性はほとんど期待できない。

これまでからも一部のレジャー利用者、関係事業者のモラルなき、マナー、ルール違反、違法行為に対しては、お願いや努力規程など全く無意味であることは県自らがもっとも知る立場にあったはず。

3.琵琶湖利用懇話会の不十分な「提言」、公聴会での市民の意見が反映されていない。

琵琶湖適正利用懇話会の議論は何の意味があったのか。理念を念頭におけば公聴会の市民からの意見が反映されすべきであるはずだが。

4.琵琶湖全体の適正利用にかかる問題が一部だけしか検討されていない。

第2項(3)でレジャー活動をレクリエーションその他の余暇を利用して行う活動をいう。と定義しているにもかかわらず、一部のレジャー活動に関する記述が大半をしめている。釣りのマナー、場所、バーベキュー、花火、ゴミ他の問題に関して具体的な記述が全くない。

琵琶湖の環境、近畿1400万人の命より業界の都合が優先されている。

業界のための2―サイクルエンジン禁止の猶予期間設定。9年はあまりにも長すぎる。

プラスチックワームを禁止せず。

6.外来魚の再放流の禁止は評価できるが、罰則もなく実効性は乏しい。

以上







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琵琶湖の実態見学会・その1報告



エリの魚は大半がブルーギルとブラックバス

・7月6日(土)、 天候曇り時々晴れ、

・参加者7名、  戸田、鵜飼(県漁連青年会)、長谷川(OJP)、遠藤(一般)、井上(GW)、 寺川、小松(FLB)

・マスコミ    関西TV、読売TV、NHK、朝日新聞

・コース・時間         (場所)      (主な見学・調査)

      13:00〜14:00  守山魚港     ・外来魚

       14:45〜15:30  柳ガ崎水泳場  ・水上バイク

       16:00〜16:30  雄琴港      ・バス釣りのゴミ(ワーム、釣り針、釣り糸)

       17:00       守山漁港(解散)



<外来魚> 守山漁港近くのエリに入っていた魚は大半がブルーギル、ブラックバスが15匹、在来魚は1匹。外来魚駆除用のエリとはいえひどい。

ブラックバスの腹を切ると、ブルーギルのほか釣り糸が出てきた。一番大きいバスは、70cmほどあり口の大きさはこぶしが入るくらい。リリースで口が変形したもの、やせ衰えたものなどブラックバスも苦しんでいることがわかった。



<水上バイク>台風の接近で雨との気象予報で、柳が崎の水泳場は数台が走っていただけ。全部入れても100台位か。この日は業界の人がわれわれの実態調査を知っていただけに、自粛した感じが強かった。いつもはこんなもんじゃない。

雄琴港の出口とその北側でも数台の水上バイクが走っていた。漁船や一般のボートは危険で困っているとのことであった。バス釣り業者がヨシの保護地区を勝手に不法開削した後はまだ修復されていず、ボートが一艘止めてあった。



<バス釣りのゴミ>雄琴港内を2人がカヌーで回収。30分ほどで疑似餌(ワーム)と釣り糸、釣り針を回収。桟橋や杭などにひかかったり、沈んでいるのもあり回収は大変危険で手間が要ることがわかった。この分だと、琵琶湖全域では相当なバス釣りのゴミが湖岸と湖底に散乱していることが容易に想像できる。

桟橋にはブルーギルの回収かごがあり、5匹ほど入っていた。



<その他> ・琵琶湖大橋付近には藻が大量に湖面に浮かんでおり漁船は航行不能、藻の上にはゴミが山になってのっていた。

・砂利採取船が数台作業していた。







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2002.6月の新聞から (*=新聞切り抜き掲載)

 6/ 5 *『山門水源の森』知って ガイドブック発行 次の世代に引き継ぐ会 西浅井町

                問い合わせ:事務局松室美法さん0749‐84−0111 (中日)

    7 *法定外添加物新たに2種 協和香科化学 茨城県調査出荷が判明 回収命令へ (京都)

    9 *原発廃炉1基550億円 商用炉 全基なら3兆円 日本原電費用試算 (朝日)

   11 *論 ダム中止の論理 水需要減なら計画変更 事業採算性や環境に配慮

                坪香 伸 国交省近畿地方整備局河川部長 (毎日)

   19 *外来魚の再放流禁止 プレジャーボートも制限 琵琶湖保全で滋賀県条例案

       要綱案に批判や反発 琵琶湖レジャー利用適正化条例

                エンジン規制猶予「健康、環境守れぬ」

                外来魚の再放流禁止 釣り業界など廃案求める (京都)

   20 *生態系の影響にメス 初の一般向けブラックバス解説書 琵琶湖博の学芸員ら

                問い合わせ:恒星社03-3359-7371  (京都)

   24 *未来の琵琶湖・淀川考える 京でシンポ 「川づくり主役は市民」 (京都)

   25 *地下水汚染が深刻 栗東の民間産廃処分場問題 市が水質調査 委員会で報告

                「第2帯水層」へ多量に流入 (中日)

   25 *浅川、下諏訪ダム中止 長野・田中知事表明へ 治水は改修で (中日)

   27 *環境保護団体が独自案 9月発表 

                「実効性期待出来ない」 琵琶湖適正利用要綱案 (読売)







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事務局だより

 ◆琵琶湖の実態見学会・その2 8月3日(土)つがやま荘(西浅井町)12:00現地集合 地元住民の方との懇談 水上バイク、バス釣りの調査 参加申し込み:FAX077−524-1633またはEメール

◆「電子ネットワークとNPO」藤前干潟保全に学ぶ情報社会の広報戦術 7月30日(火)19:00〜21:00 講師:松浦さと子龍谷大学経済学部助教授 くさつまちづくりセンター(旧ウイングパレスくさつ)参加申し込み:淡海ネットワークセンター077−524-8440 Eメールohmi-net@mx.biwa.ne.jp

◆第4回おうみ市民活動屋台村 市民活動PRコーナーの展示団体募集 9月28日(土)10:00〜29日(日)17:00 県民交流センター(大津市ピアザ淡海内)◎市民団体フリーマーケット出展団体募集 9月29日(日)10:00〜16:00 なぎさ公園打出の森 締切り8月18日(日)申し込み問い合わせ:淡海ネットワークセンター内077−524-8440 Eメール同上

◆行事予定 ・7月16日(火)19:00〜事務所 第2回作成委員会 傍聴歓迎 ・23日(火)19:00〜 第3回作成委員会 あとFLB幹事会 ・8月3日(土)琵琶湖の実態見学会・その2 ・8月17日(土)シンポジウム ・9月21日(土)チャリティコンサート・… 

◆暑さに負けないで!!




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