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FLBニュース NO.154

総会決議国松知事他に提出!







2004年3月8日、総会決議の提出先は以下のとおりです。<本日持参>滋賀県知事  秘書課長に手交 <郵送:本日付>国土交通省河川局 国土交通省近畿地方整備局 農林水産省構造改善局 農林水産省近畿農政局 環境省 <後日持参>国土交通省近畿地方整備局琵琶湖河川事務所 独立行政法人水資源機構琵琶湖開発総合管理所



なお、国松知事は出てこられませんでしたので、正木秘書課長に説明しました。参加は、寺川代表、井上事務局次長、藤田幹事、西村会計の4人でした。翌日9日産経、京都、中日、12日読売、の4紙がこの模様を記事にしました。







FLB116号



総会決議







2003年は、びわ湖自然環境ネットワークにとってこれまで行ってきた提案が、国レベルの政策への反映に向け一定の成果となって現れた年であった。







第1に、ダム問題では、積極的に意見を述べてきた淀川水系流域委員会の「原則としてダムは建設しない」とする脱ダム提言を受けた国土交通省が、丹生ダムと大戸川ダムを含む見直しに入り、さらに委員会は中止を視野にいれたダム見直しの意見書を出した。



第2は、行き過ぎたレジャーを禁止せず、実効性のない県のレジャー適正化条例に対し、市民、NGOで策定した「琵琶湖を守るためのレジャー規制条例市民案」にもとづく基本計画の環境政策提言が、環境省の「注目に値するNGO政策提言」に選ばれた。



第3は、失われたヨシ帯を自然素材を使って回復させる「びわ湖よしよしプロジェクト」(説明:別紙)が、市民、NGO、行政の協働の形でスタートした。



 



びわ湖自然環境ネットワークは、琵琶湖を次世代へより良い形で引き継ぐため、今後も引き続き自主・協働の姿勢に立ち、自然環境を取り戻す環境施策を提言すると同時に、フィールドでの監視、調査研究、そして行動をすすめる。



−1−



国レベルでは「環境」を重視し、市民、NGOの声を取り入れようとする政策の方向転換が進みつつあるが、滋賀県においては、リゾートネックレス構想、びわこ空港、ダム建設など、当初より疑問視された計画に固執し、多額の税金を投入して自然を破壊してきたことを反省することなく、次世代に環境と財政で大きな禍根を残すダム建設や、市民不在の廃棄物行政を行う滋賀県に対して次の提言を行う。



・ 県内全ダム計画の中止を含む見直しを行うこと。



・ 小さな川を含めて河川改修のあり方を根本的に見直し、魚ののぼれる川にすること。



・ レジャー利用の適正化条例を実効あるものに改正すること。



・ 湖岸回復への取り組みは、生態系を重視し、地域住民やNGOとの協働で進めること。



・ ごみ問題には、住民意見を取り入れ、住民参加のもとで解決を図ること。



・ 美しい琵琶湖を取り戻すためには、森林がよみがえる行動計画を立てること。



以上



2004年2月8日



びわ湖自然環境ネットワーク 第13回総会







<別紙:説明>







「びわ湖よしよしプロジェクト」とは







 豊かな琵琶湖の自然環境を取り戻すためにはヨシ帯の回復が重要だと、滋賀県や水資源機構(前水資源開発公団)などがヨシ植栽をしてきましたが、莫大な費用がつぎ込まれた割にはあまり成果をあげているとはいえません。



 むしろ、ヨシ帯の造成のために琵琶湖や内湖を埋め立てたり石積みをおこなって、琵琶湖の原風景を台無しにし、水辺の生態系を破壊する工事が行われています。 これではみんなが願う琵琶湖の保全や回復にはなりません。



霞ヶ浦や宍道湖では、湖水の浄化機能があり、生物多様性に重要な役割をもつアサザやヨシ帯の回復に、知恵と工夫の市民参加型公共事業が行われています。こうした自然素材を生かした工法に学び、琵琶湖でも琵琶湖に適した形で湖岸の保全と回復をはかろうというのが、「びわ湖よしよしプロジェクト」と名づけた粗朶消波提と竹筒を組み合わせたヨシの植栽実験です。



「びわ湖よしよしプロジェクト」で使う素材は、琵琶湖周辺の里山で刈り取った粗朶(柴)、竹、間伐材など、自然の循環の中で手に入るものばかりです。そして、湖岸の生態系をできる限り破壊しないように作業を行ないます。



『森は海の恋人』という言葉があるように、手入れされた里山が復活し、森と湖の繋がりができることも視野に入れています。ヨシ帯ばかりでなく粗朶消波提そのものが、減少している在来魚の産卵や成育場所になることも期待しています。



 今回の実験による研究調査結果をまとめ、琵琶湖のよりよい湖岸回復方法を行政に提案し、市民・NGO、事業者、行政が一体となって、自然な形で美しいなぎさの保全・回復を行う、琵琶湖発のモデル事業となることを目指す市民参加型公共事業の名称です。



−2−



【びわ湖よしよしプロジェクト・2】



3.28観察と補強作業のご案内



1月18日(日)に、「びわ湖よしよしプロジェクトその2」として、志賀町中浜地先に粗朶消波工と竹筒の組み合わせによるヨシ植栽を昨年に続けて行ないました。その後、消波提の補強作業を2度行いましたが、冬の荒波に耐えほとんど壊れることなく順調に推移しています。



今回の観察と補修作業は、約2ヶ月を過ぎた現在の様子を観察するとともに、一部の竹筒に付着したゴミや藻類の除去を行い、長期の荒波にも耐えうる粗朶消波提のさらなる補強を行なうものです。



1月の作業に参加していただいた方だけでなく、初めての方もどんなことをしているのかこの機会にぜひ観察していただきたいと思います。







・日時       20004年3月28日(日) 雨天決行



・集合場所:時間  志賀町中浜地先、喜撰川河口付近 13:00



・装備       主催者で準備します



・持ち物      雨具、帽子、長靴、軍手、胴長靴(ある人だけ)



・参加費      無料



・ 参加申込み・問合せ  びわ湖自然環境ネットワーク



    電話・FAX 077-592-0856(寺川)又は、電話 077-524−8569(事務局)



             Eメール t-shozo@mx.biwa.ne.jp



※参加者は、準備の都合上必ず申込みをしてください。



第7回魚ののぼれる川づくりご案内







今年最初の魚ののぼれる川づくり例会です。お昼は近くで花見をしながら楽しくやりたいと思います。どしどし参加を!



・日時      4月10日(土)(小雨決行)



・集合場所:時間 JR和邇駅10:15 集合 



・参加費     無料



・持ち物     長靴、胴長靴(あれば)、網、弁当、雨具



・参加希望者   必ず申し込んでください。



寺川庄蔵 077−592−0856またはEメールで。



Eメール t-shozo@mx.biwa.ne.jp







井上委員 知事に意見書提出!







FLBの会員で滋賀県河川の適正利用を考える懇話会の井上哲也委員が、この懇話会の閉会にあたり納得できないとして国松知事に意見書を提出しました。







−3−







平成16年3月1日



滋賀県知事 国松善次 殿







滋賀県河川の適正利用を考える懇話会提言に関する意見







河川の適正利用を考える懇話会



委員 井上 哲也







本懇話会は、懇話会の設置要綱によると



 (1)河川の望ましい利用のあり方についての提言を行うこと。



 (2)その他河川の適正利用に関すること。



所管事項として設置されたものであり、また、懇話会の提言において



湖辺域とは、琵琶湖の砂浜など湖岸の陸上の区域および湖岸に近い水面の区域を合わせた区域をいい、水際線を中心とした、ある幅をもった領域として認識される区域を想定する。



とあるにもかかわらず、事務局の恣意的な資料提供と懇話会運営により、提言内容が著しく陸域側の不法行為や不適正な状況を是正するための内容に偏っている。



 実効性のない琵琶湖ルール施行後も、未規制水域はもとより航行規制水域内ですら起こり続けている水上オートバイ等プレジャーボート利用者の湖辺域での不適正な水面利用の適正化についてはほとんど記載がなく、貴職より負託された懇話会の責務を十分に果たしたとは考えがたい。今後も引き続き琵琶湖の管理者である貴職において検討すべき本来、本提言に盛りこまれるべき事項について、河川の適正利用を考える懇話会委員としての私の意見を以下に記し、提出するものである。







1.第1 提言の背景 の部分に



琵琶湖ルール等現行条例でとり残された湖辺域の未規制水面の利用についてなお引き続き検討を要する課題として残されていることを、記す必要がある。  







2.第2 適正利用に向けた現状の問題と課題の整理 の部分の



1 許可を要しない利用に伴う問題と課題に







(3)湖辺域での水上オートバイ等プレジャーボートの利用について  



 (問題点)



水上オートバイは大部分が1000?以上2サイクルエンジンを搭載するという構造上の特性と大部分の利用者のマナー意識の欠如から、水質汚染、大気汚染、騒音、悪臭、事故多発などの問題がある。水質問題についてはプレジャーボート全体にかかる問題でもある。



?水質汚染



大排気量(1000 CC以上)の2-サイクルエンジンの未燃焼ガソリン、排ガス、排オイルが湖中に撒き散らかされている。水質汚染の問題は、まず欧米で問題となり水上バイク活動水域でMTBEや発ガン性物質を含−4−



むVOC,PAHsが検出されたことなどにより、閉鎖性水域や水道水源である湖沼、河川では次々に禁止となっている。日本では、規制がないため危機的状況にあるにもかかわらず、未だに湖辺域にある上水道の取水口付近を走りまわっている状況にある。



?騒音、悪臭、マナー、事故



スクリューが艇内にあるため水辺まで近づくことが可能で利用者のマナーの問題から事故や自然破壊も発生している。全国の水辺でも被害が発生し社会問題化している。各地で苦情がでては、地域ごとに自衛的な対策が講じられて各地で締め出され活動場所が集中してきた。ルール、マナーは守られず、若年者の死亡事故も多発している。



(課題)



水上オートバイ運転者の安全を守る水上安全条例、湖辺域の人間の騒音被害だけを、軽減する滋賀県琵琶湖のレジャー利用の適正化に関する条例



があるが、いずれも琵琶湖の一部分だけに係る航行規制区域であり、未規制部分への被害の移動と、また、取り締まり体制の不備などのためいずれの条例も実効性がない。さらには、環境、自然に関する法律、条例等はあるが厳格に適用されていない。



根本的な問題解決のためには法規制の整備と琵琶湖を総合管理する条例の制定が必要である。







の内容が追加すべきである。







3.第4 具体的な取り組み 部分の 許可を要しない利用に







 (3)湖辺域での水上オートバイ等プレジャーボートの利用について  



  ア 湖辺域で利用可能プレジャーボートの特定とゾーニング



ラムサール登録湿地である琵琶湖においては、本来は利用不可と考えられる水上オートバイ等のプレジャーボートが、何の規制もない中、一切の環境影響評価がなされず利用されており、特に湖辺域において鳥類や魚類等生態系に多大な負荷をあたえていることから、



? プレジャーボートの環境影響評価と湖辺域への利用可能な船艇の種類の特定



    ? 利用可能な船艇について、船艇の種類に応じた航行規則とゾーニング



を、新たに条例制定することで実施し、必要に応じて国に対して自由使用の原則の見直しを求めるべきである。







  イ 持ち込み船艇の管理



ラムサール登録湿地である琵琶湖においては、本来は出艇不可と考えられる砂浜等の自然湖岸からの持ち込み船艇の出艇が行われ、水辺が無管理状態にあるため、



? プレジャーボートのマリーナ登録制導入による出艇管理



    ? 適法なマリーナの管理者による利用者の管理



を、新たに条例制定することで実施し、違反時の罰則を含め関係事業者、



−5−



レジャー利用者の責務を明確にする。







  ウ 条例の制定と改定等 



    ア、イを確実に実施するため、利権屋県議の圧力に屈する不適切な法令の運用ではなく



? 河川管理者による河川法に基づく琵琶湖全域に係る適正管理条例の制定



? 水上安全条例、レジャー利用の適正化に関する条例等実効性の乏しい現行条例の改正を早急に実施し、規制基準を明確化すべきである。



の内容が追加すべきである。



以上







平成16年3月17日



滋賀県知事 国松善次 殿



                        滋賀県河川の適正利用考える懇話会



          公募委員 井上哲也(彦根市河川の適正利用を考える懇話会委員







河川の適正利用考える懇話会等に係る公開質問および提案







河川の適正利用考える懇話会およびこれまでの琵琶湖の“賢明”な利用に関係する懇話会、審議会に委員参加、意見発表、傍聴した上で、県民としての立場より質問と提案をいたします。



(質問)



1.河川の適正利用考える懇話会提言の不備に関する対応について



  ?提言内容の不備 (提言 【終わりに】部分、懇話会資料 県政モニターアンケート問6(3) 参照)



・水面側の水上バイク等プレジャーボート不適正な利用についてどうするのか? 



(水面側も含むことは第1回で確認、琵琶湖ルールの実効性のないことはこの眼で確認済)



  ?河川の適正利用考える懇話会を今後どうするのか



    ・提言が不十分として委員の任期を延長し再諮問する



 ・現場を知らない有識者委員の選任に問題があったとして有識者委員の入れ替えを行った上で、懇話会を再構成する



   のどちらか?



2.提言にある総合的な管理・保全に関する立法措置の必要性について

   ・国に対して要望をおこなうのか、おこなわないのか?

   ・おこなうのであればいつまでに、どこに対して、なに法 (改正法律名、新規制定)を、



 どのような内容、だれが?



3.ラムサール登録湿地である琵琶湖において、”賢明な利用”とはほど遠い現状のような利用状態を是正できないのであれば、滋賀県(滋賀県知事)は管理者としてその責務をはたしておらず、国際条約違反状態(罰則はない)にあると考える。



・ 地元利権屋議員の関与や利害関係者よりの不当な要請等で、県では”賢明な管理”できないのであれば、琵琶湖・淀川水系の統合管理行うために国に管理をもどしては



−6−



どうか?



(提案)



4.懇話会、審議会等の事務局のあり方について

 滋賀県の審議会、懇話会等の事務局は行政の主管部局が行っており、このことが多数を占める御用委員の選任、事務局の思惑に沿った提言、答申の策定の元凶となっていると考えるが  国土交通省の淀川水系流域委員会のように、公平公明な第3者機関に事務局を委託することを提案する。



5.懇話会、審議会等の有識者委員の選任基準、選任過程の公開と委員の選任について有識者委員の選任が行政側に委ねられており、その選任基準、選任過程が公開さ



れていないため委員会が設置された段階で、御用委員が多数派を占め、既に結論ありきの追認組織となっているが選任基準、選任過程を公開し、委員の選任も、行政外の第3者機関への委任することを提案する。



最後に、貴殿は平成15年11月議会において以下の内容の答弁を行われています。



「知事に就任以来、機会あるごとに職員には、「生活者原点の県政」を呼びかけるとともに、公平で公正な職務執行に心がけるよう強く求めてきたところであります。」



「リーダーのあるべき姿については、常々、4つの‘ション’が大事だと考えております。



「ビジョン」、「パッション」、「デシジョン」、「アクション」



決断したことは必ず実行に移す。行動しなければ決断した意味がありません。



時代の流れをしっかりと見極める目を持ち、的確な決断がくだせるかどうかであります。よりスピードがある決断や対応が求められると思います。」(一部抜粋)



本件内容についても、県民、生活者の視点に立ったスピードある対応をお願いします。質問事項に関する回答は、3月26日までに文書にていただきたく存じます。



以上



<添付資料>



3月1日付事務局へ提出 河川の適正利用考える懇話会提言についての知事宛意見







事務局だより◆丹生ダム討論集会に積極的参加を!!4月4日(日)13:00〜16:30 場所:彦根商工会議所



 「”丹生ダムについて、2003年11月から2004年1月にかけて合計3回の  対話討論会を開催しました。この対話討論会での皆様方の意見と、これまでに頂いた様々な意見を踏まえ、丹生ダムについてすでに調査検討を実施している項目も含め、調査検討項目を再整理しました。そこで、この再整理した調査検討項目(調査検討結果の提示ではありません)について、皆様に確認していただくための、”第4回丹生ダム対話討論会”を開催します。なお、対話討論は前3回と同じ討論参加者で行いますので、今回は傍聴参加者のみ募集します”」(案内から)



◆ 4月の予定は、10日(土)魚ののぼれる川づくり、13日(火)環境研究会、27日(火)幹事会です。多くの参加を期待!◆2月29日をもちまして、41年11ヵ月と長年勤めた滋賀銀行を無事定年退職しました。自由のはずがなんだかだと用事ができて、1ヶ月近くなるのにまだ退職したという実感が湧いてきません。日を追って退職したことが事実として感じることになるのでしょうか。新しい生活パターンも固まっていませんが、これからも変わらぬお付き合いの程よろしくお願いします。(寺川)



−7−

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