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2000-01

ネットワークニュース NO.107

あけましておめでとうございます

2000年を環境の年に

NGOのパワーアップをめざそう




 「環境の世紀へ−水と緑とともに−」(朝日)、「湖国から世界に 地球と生きる力 環境創世紀」(毎日)、「湖国の自然を育み 新世紀に夢つなぐ」(京都)、これは今年の1月1日各新聞社の地方版全面記事です。そして、読売新聞の連載「2000潮流」1月5日付けに、「NGOの世紀へ 財政充実へ市民の支え」という記事がでました。

 この記事の中で、「NGOの役割に大きな変化が起きたのは、92年、リオデジャネイロで開かれた「国連環境開発会議(地球サミット)」からだろう。と、指摘しています。

 21世紀は、環境の世紀になる。そして、それをリードするのはNGOということではないでしょうか。

 20世紀は地球創生以来かってない破壊が人間によって行われました。20世紀の終わりに、ようやくその危機に気づいて動き始めましたが、濁りきった血液は簡単にはきれいにすることはできません。

 むしろまだ汚している人間、あるいは汚そうとしている人間の方がたくさんいるのが現実です。

 しかし、この世紀末になって、濁った血液を浄化できる救世主として威力を発揮しはじめたのがNGOでした。

 世界では、グリンピースや国境なき医師団の活躍、WTO閣僚会議をNGOが失敗に終わらせたこと、などは誰しも知るところですし、国内でも阪神淡路大震災やナホトカ号重油流出事故でのボランティアの活躍、長良川河口堰建設、諫早湾締め切り、中海埋め立てなどに反対する市民運動の広がりが、国を動かしてきたこと。県内でも、びわこ空港に反対する粘り強い運動が県を窮地に追い込んでいること、環境ネットと知事の話し合いが実現、2001世界湖沼会議の企画推進委員にNGOを推薦、さらに各地で沸き起こる小さな市民活動の発展は目を見張るものがあります。

 これらの出来事は、ほんの一部ではありますが過去には見られなかったことは確かです。もちろんNGOの抱えている課題もたくさんあります。しかし、2000年はNGOの重要な役割を一人一人が認識し、21世紀にその力を発揮したいものです。

 

 ホームページ開局 2000年を迎えて、事務局の木戸義明さんが環境ネットのホームページを作ってくれました。まだこれからですがアクセスして積極的に活用してください。

   http://ha7.seikyou.ne.jp/home/laxmi/kankyounet.htm



第9回総会案内



 第9回総会を下記のとおり開催しますので、各会代表者の方はご出席お願いします。

 今回の総会は、環境ネット発足10年を迎える記念の年度であり、これまでの活動を総括し21世紀に向けて新しい方針を出したいと考えています。

 そのためこれまでより議論できる時間をとりました。賛助会員(個人会員)の参加も歓迎します。



【日時】 2000年1月30日(日) 13:30〜16:30

【会場】 平野市民センター JR膳所駅下車徒歩5分 077-522-6276

【議事】 99活動報告 99会計報告 2000活動計画 2000新役員 総会決議 特別決議

  ◎ 総会で特別決議を希望される会は、当日案文を30部用意してきてください。

  ◎ 総会の後、任意参加の新年会を予定しています。会費は約3000円です。



第8回ゴミ調査会報告・栗東町環境センター・RD産業廃棄物処分場



 12月18日(土)、運転開始が昭和51年4月と、県内では最も古い焼却場「栗東町環境センター」を見学しました。

 参加者は、会員外からの積極的な参加もあって10名。

 土曜日の休日にもかかわらず堀池所長ほか2名の職員が案内してくださいました。

 場所は名神高速道路の近くで、国道1号線から少し入ったところの採石場近くにあり、最も近い民家からは500メートル離れています。

 施設は、2炉の内2号炉が補修中のため、1号炉で16時間運転のところを24時間フル運転していました。

 県内で1番古いことから老朽化が目立ちました。たとえば、運んで来たゴミが入らない狭いピット、エントツは周りを鉄筋などで補強している、焼却灰を扉の無い建物に入れているなど、外から見えるだけでも問題があることがわかりました。更新計画はあるものの、住民の反対などから固形燃料化の施設計画は中止し、現施設の改築計画が進んでいました。

 しかし、まだ用地の確保もできてなくこのままでは運転不能にならないか心配でした。

 とにかく、後3年もたすため「耳をそばだて、目を光らせて注意している」との職員の言葉が印象に残りました。

 この後、名神をくぐって1キロほど離れた民営(RDエンジニアリング)の産業廃棄物処分場(安定型)を、「産業廃棄物を考える会」のメンバーの案内で7名が視察しました。

 この産廃処理場は、硫化水素の発生などで最近の新聞で度々報道されている処分場です。

 中には入れなかったので言われているようなひどい状況を見ることはできませんでしたが、広大な敷地に高く積み上げられたゴミの山と、入り口にガードマンを配置しているのに中から従業員が出てきて「それ以上入るな」と、町道にもかかわらず規制するところを見ると、その向こうに隠された黒い事実があることを感じました。

 裏側に回ると、処分場と6?道路をはさんで民家が建ち、硫化水素の発生が確認された排水溝とは100?も離れていませんでした。その排水溝は埋められていました。これでは根本的な解決とはいえそうにありません。

 さらに問題は、ここで日本で初めての「ガス化溶融炉」建設が進んでいることです。あらゆる物質をガス化して超高温で処理するわけですが、新たな問題発生が懸念されます。

 「恐るべき、産業廃棄物処理場「RDエンジニアリング」の実態」という証言集を産業廃棄物処理を考える会が発行していますが、その内容はまさに衝撃的なものです。

 皆さんにもぜひ読んでいただきたい証言集です。



 連絡先は、〒520-3005栗東町御園1028 産業廃棄物処理を考える会

   ?077-558-0457 FAX077-558-2762



今後の活動予定



◆ゴミ調査会 

     1月26日(水)草津市クリーンセンター 13:00JR草津駅東口集合

     2月16日(水)甲賀郡衛生センター   13:00JR草津駅東口集合

        ☆参加申し込み先・寺川 077−592−0856



◆県に要望書提出  

     1月26日(水)9:00県民サロン集合

        ?金居原揚水発電所建設準備工事の中断を求める

        ?琵琶湖周辺の内湖復元を求める

     2月16日(水)9:00県民サロン集合

        総会決議、特別決議

        ☆参加希望問い合わせ・寺川 077−592−0856



◆シンポジウムの日程決まる 

     5月21日(日)ピアザ淡海 大会議室 (大津市)



◆湖沼会議市民ネット第4回準備会 

     1月20日(木)19:00 草津コミセン



環境ネット活動報告(99年1月〜12月)



 1月27日 「湖国の自然と環境破壊の現場から」第9号発刊 800部

 2月11日 第8回総会 

        18項目の総会決議と「びわこ空港計画の中止」「永源寺第二ダム計画の白紙撤回」を求める特別決議採択

 2月11日 シンポジウム「びわ湖・人・未来」−汚れゆく湖からのメッセージー 開催 川那部浩哉琵琶湖博物館館長が講演 100名

 2月22日 第8回総会決議と2特別決議を知事に提出

 3月15日 国松知事と初の話し合い 8名参加

               空港、ダムなど計画の白紙撤回など要望

 6月 5日 第1回ゴミ調査会 8名

        大津市・志賀町クリーンセンターと一般廃棄物最終処分場 

 6月26日 第2回ゴミ調査会 甲賀産廃の旧と新予定地 7名

 7月27日 第3回ゴミ調査会 8名

        伊香グリーンプラザ(西浅井町)、クリスタルプラザ(長浜市)

 8月21日 ヨーロッパエコツアー 参加者11名

  〜30日           デンマーク、ドイツ、スイス3カ国を視察 

(8月24日 第4回ゴミ調査会 アウグスブルグ・ゴミ有用化会社AVA視察 11名)

 9月25日 第5回ゴミ調査会 リバースセンター(湖東町) 9名

 9月25日 竜王ゴルフ場予定地現地調査会 12名

10月 2日 第6回ゴミ調査会 彦根市清掃センター 4名

10月20日 ヨーロッパエコツアー報告会 平野市民センター 30名

11月20日 第7回ゴミ調査会 大津クリーンセンター(産廃処理場)11名

11月28日 吉川恭生コソボ帰国報告会 堅田教会 30名

12月 2日  湖沼会議市民ネット第3回準備会 草津コミセン 加入届提出

12月18日 第8回ゴミ調査会 10名

         栗東町環境センター、RDエンジニアリング産業廃棄物処理場





県下の動き(12/1〜12/31)







1 原発閉鎖へ停止作業開始 スウェーデン 朝日

1 カワバタモロコのすむ池残して 絶滅危ぐ種 県が保全求める知事意見書

                甲南町尼柑子での工業団地計画 京都

1 産廃処理の免許停止求め県議会に要請 

                栗東町の「産廃処理問題合同対策委員会」

1 不法投棄件数1.5倍に 産業廃棄物98年度 小口化、量も1割増 京都

4 県が淡海風景プラン 景観アセス実施 看板規制へ協定 審議会に諮問 読売

4 WTO(世界貿易機関)閣僚会議が決裂、失敗に終わる シアトル

                矛盾激化 NGOが大きな役割 朝日

5 自然の中で教育法を議論 草津の「天気村」 朝日

5 40森林公社、借金8180億円 本社調べ返済進まず 都府県・公庫から

                びわこ造林552億円 滋賀県造林191億円 朝日

7 デポジット制導入請願 高島郡の住民と中学生ら 全6町村議会に 読売

7 県、環境配慮の企業後押し 「入札資格審査」にISOの項目追加

                全国2県目 京都

8 湖東の風で風力発電を 実用化へ実験開始 県立大島本教授ら 読売

8 調査と対策を求めて県と町に要望書提出 硫化水素発生の栗東の産廃

            「産業廃棄物を考える会」と「産廃処理問題合同対策委員会」

9 異常音4万1000か所 山陽新幹線トンネル コンクリ劣化深刻

               JR西検査 1万1000か所除去へ 読売

9 道路と公園に 草津川跡地利用構想 市が知事に要望書 京都

11 ドラム缶9本分と推計 今津の重油漏れ 土壌の入れ替え指導 朝日

13 「早期着工」請願を採択 永源寺第二ダム 永源寺町議会

16 「施策評価表」を公開 県

17 2地区に対話要請 知事 蒲生町綺田は完全拒否 朝日

17 「滋賀グリーン購入ネットワーク(滋賀ネット)」設立 全国初地域組織

17 国、プルサーマル延期 データねつ造受け 検査、抜本見直しへ

               高浜4号機関電「時期、白紙」 朝日

18 栗東町「環境センター」および「産廃処分場」視察 環境ネット

20 琵琶湖浄化へ新手法 流入有機物土で除去 滋賀県が実験、効果確認 読売

20 空港アセス差止め訴訟 未確定と却下 大津地裁

21 県「土壌、水質問題ない」 栗東の硫化水素発生 知事、産廃施設を視察 読売

21 琵琶湖第2疎水連絡トンネル完成 大津―山科4.5キロ 京都

21 JCO臨界事故で被爆の大内久さん死亡

22 栗東の産業廃棄物処分場問題 自治会が業者を告発 朝日

23 公社の対応不誠実 甲賀に計画産廃処分場 住民団体が反発 朝日

26 びわ町長に橋本健氏が当選 県内で初の共産党員首長

28 ダイオキシン 26地点の調査必要 彦根市環境検討会が中間報告 京都

30 環境教育課程を新設 滋賀大 来年度入試から 保全へ人材育成 読売

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