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2000-03

ネットワークニュース NO.109

借金は膨れるばかり どうするの

ダム、空港から環境・介護・教育に

2000年度県当初予算案
 

いま、県議会では2000年度の県予算案5795億7000万円(一般会計)が審議されていますが、その当初予算案を新聞各紙から拾いながら考えてみました。

どの新聞も「3年連続マイナス」を大きく報じています。そして、貯金(基金)が激減して借金が増えたと言っています。各紙の見出しの一部をあげると、「国庫依存深まった財源」(朝日)、「法人2税減収続く」(中日)、「環境 総合的保全、3億363万円計上」(毎日)「びわこ空港は”聖域” 前年度並み」(読売),「介護保険関係74億円」(産経)「県民ニーズ 反映の仕組みを」(京都)、などと書かれています。



それぞれに予算の中身をとらえた表現だと思いますが、3年連続マイナスとはいうものの僅か0.6%の減であり、借金である県債の残高はさらに増えて7500億円と、一般会計総額をはるかに越えてきました。いったいこの借金は誰が返すのでしょうか。それは、知事でも県の職員でもなく政治家でもありません。私たち県民なのです。中でも厳しい財政事情にもかかわらずびわこ空港には、これまでとほとんど変わらない79億円もの巨額を計上し、まさに”聖域”化していることは、どこかおかしいのではないでしょうか。



毎日新聞は、「事業の費用対効果の的確な検証など急務」の見出しで解説し、その最後で「個々の事業が「将来への布石」や「元気を出す」きっかけになるか。あるいは、一発屋に終わるか。引き続きスクラップ・アンド・ビルドが要求される状況下では、事業の費用対効果の的確な検証と、それを県民に示す仕組みの確立も急務だろう。」と結んでいますが、的を得た指摘といえるでしょう。



環境面では、・不法投棄監視パトロール事業(2040万円)・水質保全総合条例(仮称)の制定(800万)・8環境大臣会合開催協力費(3117万)・夢発見”手作り”エコ”交流事業(1960万)・木の浜内湖再生フォーラム事業(800万)・食と農と環境を考える県民会議の設置(250万)・地球市民の森(仮称)の整備(1億2000万)・環境里親制度(700万)などの事業があげられていますが、特に重要なものは、「琵琶湖の総合的な保全を推進するための調査」(5500万)です。ポスト琵琶総ともいわれる「琵琶湖総合保全整備計画」を、今後20年にわたって推進しょうとするもので、その基礎調査です。そのためここで琵琶総の検証、現状の正確な調査、メンバー選出から計画立案における民主的で開かれた運営がきわめて重要で、成否を左右することになります。

来年の「世界湖沼会議」の成功とあわせ、この「琵琶湖総合保全計画」の成り行きに注目していきたいと思います。







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ゴミ調査会報告



第9回草津クリーンセンター



 1月26日(水)午後1時30分に車と自転車に分乗して草津クリーンセンターに到着。場所は山手でしたがすぐ近くに工場や住宅がありました。見学の途中で雪が舞う寒い中8名が参加。説明していただいたのは職員の宇田さんでした。



ゴミ処理場は1977年に建設されましたが、1995年から新施設工事をして1997年に完成。3炉ありますが1炉は24時間、1炉は12時間それぞれ運転し、1炉は予備。ゴミはプラスチックが増加。分類は、1977年から5種類にしていたのを1997年10月1日からは8種類に分類し、ペットボトルも分類していました。これだけ細かく分類しているのはこの草津市がトップではないかと思います。また施設もこれまでの見学ではなかったプラスチック再生処理施設、ペットボトル減容処理施設など見学することができました。ダイオキシンの測定結果は3炉とも1ナノグラム以下でした(1999年2月)。



説明資料も、栞の他、ゴミ処理の推移など詳しく書いた「草津市のゴミ処理状況 平成11年度版」をいただき丁寧でした。また、「よそよりきれいにしよう」と、フラワーポットで花を飾ったり、緑化、野積みしないなど、職員で心がけておられ、感じの良い施設でした。



第10回甲賀郡衛生センター



2月16日(水)午後2時、晴れ、水口町の見晴らしの良い高台にある焼却場を見学。参加者7名。説明は職員の松本さん。

古くなったゴミ処理施設(第一工場)の隣りに、第二工場が新設稼働したのが1995年。甲賀郡7町全域約147,000人(1998年)の燃えるゴミを処理しています。直営で職員は46人。一日平均約135トン(99年度)の搬入量です。ここの焼却炉は初めてみる「流動床式焼却炉」、砂を使ってゴミを燃やします。炉の利点は立ち上げ、下げがしやすい。ダイオキシンは3炉とも1ナノグラム以下でした(1999年10月)。

特徴的なことは、ここ10年間に人口が1.2倍(126,658人→147,599人)なのにゴミはナント2.3倍(14,424トン→32,910トン)に増えていることです。理由はダイオキシン問題で野焼きしなくなったことが最大の原因で、あとレストランの増加などのようです。

燃えるゴミ以外は、燃えないゴミと粗大ゴミは各町の処理場へ。資源ゴミは各町の処理場から再資源工場へ、となっていました。(町によって少し異なる点もある)

また、周辺住民とは「環境委員会」を年3回ほど開いて話し合っていると説明がありました。施設からは直線で約200?から400?離れていました。全体にきれいに管理されていました。



ゴミ調査会今後の予定

3月18日(土) 第11回大津市清掃工場 実施済 次号で報告します。



4月20日(木) 第12回野洲郡クリーンセンター及び守山市環境センター  

                     集合場所・時間 野洲駅 9:00

参加希望者は 寺川まで ?077−592−0856又は電子メール・はがきで







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行事案内



 環境ネット関係



▼真野川・内湖現地調査会 4月9日(日)

集合場所・時間 JR堅田駅 10:00

コース     真野川〜日野川河口付近〜西の湖

案内人     ブライアン・ウィリアムズ

参加申し込み  寺川 ?077−592−0856



▼イヌワシ・金居原揚水発電所計画現地調査会 5月(日は未定)



▼エイリカ・ヘスリンガーさん(ミュンヘン水利局)の来日日程決まる。

5/20(土)12:55関空着 21(日)シンポジウム 夜;歓迎会 

22(月)琵琶湖見学 23(火)京都見学 24(水)奈良見学 25(木)フリー 

26(金)11:35関空発

4月10日頃には案内のチラシが完成予定です。

通訳には、ドイツ文化協会の橋本千津子さんが決まっています。

竺文彦龍谷大学教授も3月末にはドイツから帰国予定です。



 会員・友好団体関係



▼消費社会を見直す会・環境講座 4月1日(土)午後1時〜4時 

場所:生源寺・別当大師堂(京阪電車坂本駅下車上がる 生源寺内) テーマ:私たちの生活と環境問題 講師:すぎ本育生 連絡先:橋本関三 ?077−578−3517



▼くさつ・自然環境を考える会 春うらら第2回”ほほえみ”コンサート4月8日(土)

14:00〜 出演:中村ヨシミツ(魂のギター) 三原ミユキ(シャンソン) 平松加奈(バイオリン)ほか チケット:2800円(ペアー5000円) 問い合わせ:?077−564−1151(松本)



▼びわ湖の水と環境を守る会 第6回びわ湖問題講演会 4月22日(土)15:00〜17:00 場所:大津市生涯学習センター 講師:小西和人(「週間釣りサンデー」会長) 問い合わせ:西田 ?077−524−6860



▼ヒマラヤン・グリーン・クラブ 森林保護ボランティアとk2をながめるバルトロ氷河トレッキング 出発日:5月29日(日)〜約1ヶ月 登山隊・トレッキング隊への「木を切らないで」の警告・宣伝他 参加申し込みと問い合わせ:丸野 07626−93−4978



▼気候ネットワーク 4月8日(土) 14:00〜17:30 場所:ピアザ淡海 京都議定書は今どうなっているか 進行する温暖化の脅威  g8ベストプラクティスを採点する 討論:6%削減をどう達成するか  海外ゲスト:ジェニファ・モーガン(アメリカ) サミュエル・フェラー(フィリピン) 問い合わせ:?075−254−1011







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県下の動き(2000.2/1〜2/29)





 2 住民団体と会談 中山建設相 吉野川河動堰計画

 3 森林伐採が琵琶湖汚す 朽木村で県立大研究グループ実験

                  富栄養化の原因 高濃度窒素流失 (中日)

 3 河川の汚れ地図に 水環境マップ 99年度版完成 

                        教材にし学習を 滋賀大 (朝日)

 5 「琵琶湖ラムサール条約連絡協議会」設立

 5 「集まれ!448人の仲間たち」10周年記念冊子発行 大津こども探偵団

 9 栗東町十里など景観形成地区に  県が認定51地区に (中日)

 9 農業用廃プラスチック 野焼きから回収へ  高まる環境意識 (中日)

 9 「琵琶湖総合保全整備計画」(案) 県水政審が知事に答申

11  「大津京駅」へ署名始まる 西大津駅改名運動

13 産廃問題で町民集会 900人が参加 栗東町

16 第9回総会決議、特別決議4本を 国松知事に提出 環境ネット

16 第10回ゴミ調査会 甲賀郡衛生センター 環境ネット

19 「違法性あり」といえぬ 栗東の産廃 県が分析結果公表 (朝日)

20 「今後調査したい」栗東の産廃処分場硫化水素検出問題

               住民説明会 県、指摘に返答できず (朝日)

21 産廃放置容疑の元長浜市議逮捕 県が除去代執行へ

22 7発電所稼働先送り 関西電力 新設分 舞鶴・御坊第二も (朝日)

22 芦浜原発を断念 中部電力 三重県知事の「白紙撤回」要請受け

23 県の指示待たず業者が除去工事 栗東の硫化水素検出 住民抗議

25 95?の風力発電計画 琵琶湖岸に 草津市



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事務局だより



◆2000年度会費納入のお願い 環境ネット結成20周年、そして、西暦2000年という記念の年となりました。

そこで、早速ですが21世紀に向かって活動を続けるため会費の納入をお願いします。

郵便振替の用紙を同封しますので、郵便局又は銀行で早い機会に振り込みをお願いします。

なお、「湖国の自然と環境破壊の現場から」第10号(1999年版)も同時にご購入いただけると振込料も一度で済みますので、この機会にご注文いただけると大変ありがたいです。

なお、団体会費5000円・個人会費3000円・10号1冊1310円(送料込み)です。 



◆ パンフレット作成中 一目で環境ネットがわかるパンフレットを作成しています。もう少しかかりますがご期待下さい。



◆ ロゴマーク再募集 応募が少なくまだ決定していません。パンフレットの完成に合わせて決定していきたいと考えていますので、素敵なデザインが浮かべば是非お送り下さい。お待ちしています。



◆ 4月11日(火)19:00から事務所で代表者会を開きます。気軽にご参加下さい。



◆ 各会の行事予定など、事務局までお送り下さい。ニュースの締め切りに間に合えば概要を掲載させていただきます。また、行事案内のチラシなどの配布希望の時は、120枚お送り下さい。




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