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2004-02

FLBニュース NO.153

総会とシンポジウム開催



2004に新たな前進を求めて







 2月8日(日)、大津市のピアザ淡海305号室で、FLB第13回総会とシンポジウムを開催しました。参加は総会が20名、シンポジウムが36名でした。



 総会は10時に開会し、寺川代表が議長をおこない、議題(2003年活動報告、2003年会計報告・決算監査報告、2004年活動計画、2004年役員選出、総会決議)にそって議論を進め、ほぼ予定どおり12時に終了しました。



また、午後1:30からのシンポジウム「魚ののぼれる川づくり」も、16:30過ぎまで終始熱心な議論が繰り広げられました。



総会とシンポジウムの結果概要は以下のとおりです。







☆第13回総会報告



1.活動報告



  2003活動報告(詳細後記)に沿って寺川代表より説明



 <意見>・少人数の中、幅広くよくやっている。



・ リビエール不法占用がある。



・ 行政とうまくやっていくには、トーンダウンが必要では?



これまでの手法から行政に近づいていくのは?



門前払いから、委員にいれる意見を入れるようにはなってきている



滋賀県の自然保護課は、活動が県の事業とぶつかるので非協力的



2.決算報告



  一般会計 小松、水辺利用全国大会会計報告 井上、監査報告 西村正、



・ 琵琶湖・淀川水質保全機構(国交省系機関)の30万とは?



   よしよしプロジェクトに対する助成 (15年度分)



・家賃プール?



    オーナーのご好意で払っていない、別にプール



 ・収入源は?



 助成金、会員増、収益型イベント等が必要



 収入に見合った活動を行う。



−1−



3.2004活動計画



計画案説明(別記)



よしよしプロジェクトは、



米プラザ前を予定。助成金



の申請を行う。



今年度は今年度は、河川



環境財団の助成を検討して



いる。



場所はびわ湖大橋米プラ



ザ前を予定。



4.総会決議案について意見



交換がなされた。



予備知識のない一般の人か



ら見てわかるような内容にす



る必要がある。よしよしプロ



ジェクトは説明資料をつけて



は?



意見に沿って、修正する。



5.2004年度役員



  会計=小松明美さんから西村



真智子さんに交代。(詳細後記)











☆シンポジウム「魚ののぼれる川づくり」



●講演:「魚ののぼれる川づくりのために」龍谷大学非常勤講師 高橋さち子氏(魚類生態学)







 高橋さんから15年度の6回にわたって行なった志賀町喜撰川河口から源流の魚類の調査結果の報告と、川の形状とそこに棲む魚類の関係、河川改修により川の形が変わって魚がいなくなってしまうこと。魚道があってもその上下に、堰があっては意味がない。人工的につくられた多自然型の河川改修には石の配置に違和感がある。魚がのぼれればそれでよいのではなく、地域の人が川を知り、人も行きかう川にすることが重要。“川”には多様な構造が必要で、また流域の陸地の環境も重要(田んぼや用水路には多くの魚がいる)であることが報告され、今後の地域との連携した取り組みについて提案があった。







●発表:「喜撰川の変遷−昔はどんな魚がのぼったのか−」京都大学大学院生 堀内美緒氏







 堀内さんからは、喜撰川が流れる地域の地形の特徴や、航空写真による空から見た付近の宅地開発などによる土地利用の変化、河川改修による蛇行し



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た川から直線的な流れへの変化を年代を追って説明された後、大規模な開発や圃場整備が行われる前に喜撰川にいた魚について、昔の“川”を知る地元住民から聞いた報告があった。







<総合討論で出た意見>



 ・里川 人間がすでにつくっていた。自然の流れ、知恵をつかって



・ 専門家は意見をいっているのか。河川法に改正後、意見聞くようにはなった。河川行政の担当者がイマイチわかっていない。



・ 川の問題点よくわかったが、 取り掛かりやすい川から考えては?モデルケース。とっつきやすい川はあるのか?喜撰川を選んだのは、1年でみれるため。



 ・湖西の川は、急流が多い



・ 安曇川は大きすぎる。



・ 今年はもう少し大きな川をいてみては



・ 真野川いいのでは?喜撰川の特殊性 単調な川である。



・ 生きた川は、河床は変動しているべき、河床が、まじっていると、様々な植生が育つ 



・ 山にU字溝がうまっている。U字溝をなくしていくなど簡単にできることから考えてみては



・ 蛍は、昆虫も考慮して、みては?



・ 昔は 魚とり→おかずになってた。



・ 利根川上流でEM流している。イセエビ多く取れた。びわ湖でもためしてみては?



・ 田んぼにもEM菌、不耕起栽培



・ 川幅が広がり流速が落ちている。魚には流速が重要。流れがないと魚が育たない。



・ ホジョウ整備が進んでいるが、蛍のいるところもある。(農薬不使用)



・ イノシシよけ電気柵の下、雑草除去に農薬使う。



・ 高時川では親子フォーラムやっている。ヨシ植えもやっている。子供が関心を持つ視点、自分の暮らしを考える。 



・ 乱開発 県境でひろがっている。杉、ヒノキ



・ 魚ののぼる川づくり予算化。横断的なかわづくり(行政職員)



   農林 びわ湖から田んぼまで魚がのぼれるようにする。



   環境の大切さが、数字でうまく表現できないので予算とるのが大変



   定量的に説明できるようになればアピールしていきたい。



   びわ湖の水質にはお金がつきやすい。



 ・近くに住んでいる人の意見が大事



 ・土木関係者の意識の変化を待っていてだめ



 ・川は、人間も自然のなかの一部であることがわかる一番いい場所



・ さかなの奇形、農薬の影響、相当汚染が進んでいる。



・種の多様性がなくなって、どうなるのか判らない。せめて現状維持が必要



 ・はしごで補助魚道をつけている。自分たちでもできることがあるのでは



・ 行政と対話 治水か、環境かの議論はナンセンス。環境に配慮ない治水は、



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もうない。



・ それを行政内でいえる、バックアップが課題



・ 多自然は他自然型工法になっている。



など、参加者からも川への積極的な関わり対する多くの意見がでた。







2004年活動計画







・ 運営基準の目的・目標の実現をめざす。



1、「FLBニュース」の継続発行。



2、学集会、現地調査会の実施。



3、シンポジウムの開催。



4、研究者、学生との交流・協力をすすめる。



5、行政への要請、提案、協力をすすめる。



6、企業への要請、提案、協力をすすめる。



7、環境NGO・NPOとの交流、連帯、協力をすすめる。



8、会員を増やす。



9、「魚ののぼれる川づくり」継続。



10、「びわ湖よしよしプロジェクト」継続。



11、水辺利用の安全を考える全国ネットワークの結成。



12、県内すべてのダム計画の中止を含む見直し。



13、ゴミ問題の解決にむけて。







※ 2月29日(日)粗朶消波提補強作業(小雨決行)志賀町中浜地先現地集合 



先発隊9:00後発隊10:00 ◎参加連絡先・寺川庄蔵 077-592-0856またはEメールで







FLB 2004年度役員                



代表   寺川庄蔵



事務局長 木戸義明



次長   井上哲也 高村洋司 北山忠 



会計   西村真智子 



幹事   竺文彦 奥敬一 今井哲男 宇井武雄 高橋陽子 小松明美 



中野桂 安達正明 藤田悦史 三品聡子



会計監査 西村正之



 



事務局だより◆あれだけお願いしてますが会費まだの方が多くて困っています。あなたは納入済みですか。それともFLB退会ですか。◆前号でお知らせしましたが電話番号変わっています。これまでの077-524−1552は使えません。新しく077-524−8569にお願いします。お間違えのないように。◆3月の定例会は9日と23日(第2、第3火曜日)です。いずれも19:00〜西柳川ビル305号室です。ぜひあなたもお越しください。◆なお2月は29日(日)9:00〜現地集合、粗朶消波提補修作業忘れないように。



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