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2005-03

FLBニュース NO.164

びわ湖よしよしプロジェクト3



粗朶消波工によるヨシの植栽へ







 過去2回の実験を教訓にして、3回目の粗朶消波工によるヨシ植栽の準備をすすめてきました



が、4月10日(日)と24日(日)に、自然素材である間伐材と柴による消波工設置と竹筒によるヨシ植栽を行ないます。



ヨシ帯のある水辺の回復で、琵琶湖の水質浄化と、昔から琵琶湖にすんでいたたくさんの魚や貝たちの復活、さらに琵琶湖を取り巻く森林をよみがえらせることを願って実施します。皆様の参加をよろしくお願いします。



・日時   2005年4月10日(日)  粗朶消波工設置     《予備日17日(日)》



           4月24日(日)  竹筒によるヨシ植栽    《予備日29日(金)》



・集合時間・場所  AM10:00 いづれも現地集合(志賀町中浜地先)



・持ち物       雨具、着替え、弁当、水筒







<構造物と配置>



・消波工  35m(25mと10m)×1.8m(4列)と1.2m(3列)×3.5m



(長さ)              (幅)        (高さ)



縦杭(杉、檜間伐材)  3.5m=200本(先尖り) 地上2m 地下1.5m 



横杭(杉、檜間伐材)  2.5m=40本  2m=20本  6m=15本



   柴          800束 (くくり幅30cm 長さ2m)



・竹筒植栽  竹筒        500本 (1mスリット式穴あき構造)



      添木(杉、檜間伐材)  500本 (先尖り)



<協力> NPO法人大津みどりのNPO、 やぶこぎ探検隊、八屋戸氏子会、志賀町中浜区、志賀町漁業協同組合、葛川森林組合



<助成団体>



      (財)河川環境管理財団



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NGO・NPOと行政連携による霞ヶ浦視察報告







 琵琶湖や河川の自然の保全と回復について、行政とNGO・NPOなどがいろいろと取り組んできましたが、まだ十分な成果をあげているとはいい難い現状です。



 そこで、全国的には霞ヶ浦で粗朶(柴)消波工を使った水辺の回復が大規模に実施されてきたことから、その成果と課題などについてNGOと行政が連携して現場を見学し、ご意見を伺って勉強をすることを目的に今回の視察を行ないました。以下報告します。







●日時    2005年2月17日(木)〜18日(金)



●場所    霞ヶ浦および国土交通省霞ヶ浦河川事務所



●目的    粗朶消波工による水辺の回復を現場に学ぶ



●スケジュール 



17日(木)13:30〜17:10国土交通省霞ヶ浦河川事務所で現状説明の後、河川事務所の案内で霞ヶ浦の粗朶消波工見学 



18:00〜 懇親会   (潮来市泊)



      18日(金)9:00〜15:00アサザ基金の案内で霞ヶ浦の粗朶消波工、石積み消波工、シードバンク、学校ビオトープ、雑木林など見学



● 出席者 



<琵琶湖関係> 7名



 FLB              寺川庄蔵代表、栗林実幹事、



      NPO法人大津みどりのNPO   石塚政孝理事長、木戸脇副理事長



      国土交通省琵琶湖河川事務所  佐久間維美河川環境課長



      水資源機構琵琶湖総合管理所  星野徹湖南管理所長、播磨光一環境課主幹



     <霞ヶ浦関係> 12名



      アサザ基金          飯島博代表、塚本理事、坂東理事、飯田、戸田、三森、矢野



      国土交通省霞ヶ浦河川事務所  田中調査課長、唐澤計画係長、専門員



      水資源機構霞ヶ浦総合管理所  五十嵐環境課長、環境課主幹



<まとめ>



今回の視察は、先進的な霞ヶ浦の現場を実際に見学して勉強したことが最大の成果でありましたが、同時に行政とNGO・NPOが連携して行なったということにも大きな意義がありました。



今後琵琶湖で粗朶消波工の事業を進めていくうえで、NGO・NPOだけではどれだけ成果をあげても限界があり成果を社会に反映させてこそ意味があります。さらに、計画段階から協働し事業を共有できれば成果は飛躍的に広がり目標を早期に実現できます。



霞ヶ浦の場合は、国土交通省の粗朶消波工事業化で飛躍的に規模の拡大が進みましたが、あまりにも早い段階での大規模化となったため、粗朶消波工の検証が十分できないままにすすむこととなり、その結果粗朶の流出などの問題が生じ現在はその調査を進めているという状況がありました。しかし、こうした課題がありながらも全体としては粗朶消波工が他に比較しても有効であ



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ることは国土交通省も認めていました。今後は現在の調査がまとまり次第引き続き粗朶消波工の補修強化作業に入る見通しです。



 我々としては、合同視察の成果を琵琶湖の実験に発展的に応用し、よしよしプロジェクト3の成功につなげていきたいと考えます。







よしよしプロジェクト竹筒づくり報告 05.02.26







当日は一日中雪降りでしたが、雪にも負けず9名(FLB西村、栗林、川南、目野、多田、寺川、水機構佐藤、播磨、学生鵜飼)の参加で、約150本(完成は31本)の竹筒作業を行ないました。これで前回とあわせて500本のうち約100本が完成しました。



今回の成果は、製作そのものだけでなく竹筒の琵琶湖オリジナルを考案したことです。これが成功するか否かは実施してみないとわかりませんが、これまで2回の経験を踏まえて議論し実際に製作しながら再利用も考えたものであり、うまくいけば相当優れものにできるのではないかと期待が膨らみます。







よしよしプロジェクト竹筒づくり報告 05.03.13







竹筒づくりは、寒波の予報でまたまた天気が悪いと困ったなーと心配していましたが、朝の天候は晴れ、時折小雪がちらつきましたがたいしたこともなく3時過ぎまで作業を行ないました。



また、今日は地元の金比羅神社の祭礼がありお昼休みに全員でおまいりし、お札さんと饅頭をもらってきました。



参加者は8名(目野、多田、川南、井上、高村、寺川、鵜飼(学生)、及川(水機構))で、竹筒の完成は120本、これまでの完成品と合わせますと約200本が完成しました。これで4月24日のヨシ植え用の竹筒はほぼ完成しました。これまで寒い中柴刈と竹筒づくりに参加していただいた会員の皆様はじめご協力いただいた一般のかた、学生、水資源機構の皆さんに心からお礼申し上げます。







魚ののぼれる川づくり報告  05.03.21



魚道作りは天気もよく12名(西村、栗林、竺、川南、藤田、寺川、鵜飼(学生)、佐藤(水資源)、千々岩、野木、澤田、中島(一般))の参加がありました。



魚道作業は専門的なところがあり、半分は竹筒づくりをしていただきました。魚道は、あと3箱(全体で7箱をつなぐ)でしたが、最も難しい部分の製作となったため時間を要し最後の1箱が未完成となりましたが、この分は設置予定の5月8日までに折を見て完成させることになりました。今後の問題は、県に申請したとき許可が得られるかどうかという点です。頭と時間とお金を使って取り込んだこの作業を実りあるものにするため何とか設置にこぎつけ、魚がのぼるとこ



ろを見てみたいものです。



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よしよしプロジェクトの柴刈と竹筒づくりと重なったため会員の皆さんには何度も無理をお願いし、何とかここまでこぎつけることができました。



参加していただいた会員と水資源機構、学生、一般の方に心から感謝します。4月からは、いよいよどちらも設置の本番が待っています。これまで以上の参加者で成功させて未来につなげていきたいと思いますので周りの人への呼びかけもよろしくお願いします。







石組の川復活プロジェクト設立会報告



○趣旨



比良山麓はじめ県内各地で小河川においてもコンクリート化が進められ、これまで使用され保存されてきた石組みの川が消滅寸前にある。



しかし、自然石を使った石組の川は流速の緩和はじめ、景観的にも生態系の保全からも河川機能に優れた面が多々あり、総合的にみるとコンクリート化よりも優れた機能を持つことは明らかである。



なのに、このような優れた面を無視して、一面的な機能と効率を優先させたコンクリート三面張りやU字溝によるコンクリート化によって本来の川の良さが失われてしまった。



今、びわ湖自然環境ネットワークでは、県内のあらゆる河川で魚が生息できるように「魚ののぼれる川づくり」に取り組んでいるが、この取り組みと並行して、今回「石組の川復活プロジェクト」(仮称)を立ち上げ、石組の川のすばらしさを多くの人に認識してもらい、民・業・学・官の連携で石組工のできる業者を育ててわずかに残された石組の川を保存するとともに、壊されたところはその復活をめざす。







○目標       ?保存 ?改修された川の復元 ?業者の育成



○対象地域     比良山麓



○体制  (メンバー7〜8名。会員から募集および他のNGO、学生等と連携する)     



・プロジェクトリーダー



・メンバー 奥、栗林、竺、高村、寺川、松田、



・連携   石塚(大津みどりのNPO)市橋(京都精華大)他



○今後の取り組み 1〜2年調査2年目ぐらいから補修など実際の取り組み、3月から月1〜2回のペースで調査。



(基本的にウィークディ、4月から原則として毎月週と曜日を決める)



○第1回調査  3月25日(金)10:15JR蓬莱駅集合  大道川〜百間堤



○活動費    助成金申請中







3月25日、石組の川復活プロジェクト始めての調査に行ってきました。天候は雪、比良山も昨日の夜から降り出した雪ですっぽり雪化粧です。明日が比良八荒ということで納得。参加者はメンバーのうち3人(高村、寺川、市橋)でした。



今回は、志賀町八屋戸の大道川と大物の百間堤を見てきました。先人の残したものに心を打たれましたが、私たちは子孫に心を打つような歴史的遺産を残せるのでしょうか。そんな思いを抱きながらのスタートとなりました。









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第11回滋賀県琵琶湖レジャー利用適正化審議会開かれる



我々の運動の広がりから2002年10月に条例が制定され、2003年12月からこの審議会が始まりました。本来この問題に精通したFLBを真っ先に委員に入れるべきところを公募委員として会員の中野さんをようやく採用するという態度をとった県が、今回はどういうわけか委員に寺川代表を採用しました。3月15日その最初の審議会に出席した寺川代表は、これまでに作製した「びわ湖を救え!」冊子と現状写真などで水上バイクのひどい実情と実効性のない条例の見直しについて発言。また、委員長選で寺川代表は嘉田由紀子氏を委員長に推薦しましたが投票の結果前委員長の中川博次氏に決まりました。審議会は条例が今年で3年目の見直し期に入るため、今夏の状況を見たうえで見直しを検討することになりました。



当面の行事予定                  







当面の日程は下記のとおりです。なお、参加に当たっては必ず事前に参加申し込みをしてください。(準備と保険の関係で)







4月2日(土)〜 9日(土) 杭打ち (大津みどりのNPO) 



4月10日(日)消波工作業 AM10:00志賀町中浜地先現地集合



16日(土)魚ののぼれる川づくり



 10:15JR和邇駅前(今年も原則毎月第3土曜日)



17日(日)消波工予備日



23日(土)魚ののぼれる川づくり予備日



24日(日)ヨシ植栽  AM10:00志賀町中浜地先現地集合



5月 8日(日)魚道設置 AM10:15 JR和邇駅前集合



7月3日(日)粗朶消波工 水資源機構との協働 (能登川町栗見新田)予備日10日(日)



9月     「第3回水辺を守る全国大会開催」予定







事務局だより



◆EメールやFLBニュースで再三お願いしていますが、10日と24日の粗朶消波工本番への参加くれぐれもよろしくお願いします。ここまでくると参加者の数が成否をにぎっています。



◆環境にやさしいことを良いことにあろう事か伊吹山系の稜線2?に20基の風力発電設置計画明るみに。事務局は旧伊吹町(米原市)、行政はいったい何を考えているんかいな。



◆会費納入していただいた会員は現在60名。あと10〜20名増やしたいので意欲のある方に入会呼びかけ等お願いします。◆4月の環境研究会 7日(木)、幹事会20日(木)と定例の第1と第3木曜日の19:00〜 西柳川ビル305、忘れないように!



◆年度替りでお忙しいことと思いますが環境のことFLBのこと忘れないようにお願いします。



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