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2005年 Archive

粗朶消波工の設置とヨシ植栽

今日(28日)は水資源機構との初の協働による作業として粗朶消波工の設置とヨシ植栽を能登川町栗見新田地先の湖東で始めて行ないました。



天候にも恵まれ、曇りがちでそれほど暑くもなくほぼ予定通りの時間で完成させることができました。

琵琶湖の水位はマイナス28cm、現場の水深は約30cmと波も小さくて作業はしやすい状況でした。



参加者は、総勢48名(FLB12、みどり4、水機構12、国2、県2、地元2、宮城県1、ラーゴ2、一般2、子供1、コンサル5、マスコミ3)と多彩でした。

参加の皆さんにはご苦労様でした。



先発隊A(大津みどりのNPO)は7:00集合で粗朶と杭の運搬、先発隊B(水機構)は9:00集合で現場の確保、本番は10;00開始、午前中に消波提と、ヨシ苗の麻布包み作業をほぼ完成させ、午後からはヨシの植栽を行ない、4時に終了しました。

この間、発注していた竹筒の大半が不良品のため志賀町まで取りに行くという思わぬ出来事もありましたが、楽しい雰囲気の中で長さ10m、幅2mの消波提設置と竹筒ヨシ苗100本の植栽を無事完了しました。



今後は、毎月点検などモニタリングを行ないながらこの実験を評価し成果が認められれば水機構が管理する琵琶湖岸に拡大していく方向です。



今回は国(国土交通省琵琶湖河川事務所)からと、県(河港課、自然環境保全課)も参加がありましたが、それぞれに琵琶湖での自然回復のため粗朶消波工の施工を検討しており、そのための調査を兼ねての参加でした。



その意味でも、現在進めている志賀町中浜と今回の栗見新田での粗朶消波工を成功させぜひ国や県の事業につなげることができれば、山と湖を結ぶ自然回復プロジェクトが本格的に動き出すことになりますが、われわれには3年間の汗と涙の蓄積がありご期待ください。



これで、今年の琵琶湖よしよしプロジェクトは終了ですが、モニタリングやメンテナンスは引き続き必要となります。

春の準備からの一連の事業に一度も参加されなかった会員も何人かおられますが今後の参加と協力をお願いしておきたいと思います。



また、今日も広島で大きな事故があったようですが、栗見新田の現場は水上バイクの拠点の一つで早朝から堤防を下ってどんどん湖岸に入り始め、終日われわれの周りで数十台があのうるさい騒音を撒き散らしていました。もちろん水質悪化もしています。今後の対策強化が急がれるところです。

9月11日(日)には全国シンポジウムを計画しており、その方も成功させていきたいと思いますので参加協力をお願いします。













魚道撤収

7日(火)の魚道撤収は6名(FLB3寺川、栗林、松田)、(みどりNPO1坂口)(うおの会1村上)(学生1鵜飼)でおこないました。

魚道を設置した堰にはまったく水が流れていませんでした。



上流での魚の調査は新たな種としてタカハヤ(写真)を見つけましたがこの魚はさらに上流で生息を確認していた魚のため、下流からのぼってきたとはいえないでしょう。



6月7日の許可期限一杯までひっぱりましたが雨はしょぼしょぼとしか降らず魚がのぼりたくなるような雨はこの2週間で22日の1日だけ、ところがそのチャンスも魚道の底が抜けるというハプニングがあり結局鮎は箱の中の2匹が遡上の証拠となりましたが上流で確認することはできませんでした。



しかし、今回の魚道設置実験でなかなかいい感じなことはつかめましたのでこの箱型魚道で再チャレンジしたいと思います。

また、これを石で作ろうという話もあり、すでに研究を進めてます。



皆様のアイデアといろいろな形での参加をお願いします。




ヨシ植栽

24日のヨシ植栽は予報に反した快晴に恵まれて、50束の柴を追加しての消波提完成と100本のヨシ苗植栽という予定の作業をやり遂げることができました。

消波提については、旧施設の沈下したところを50束を追加して積み上げ横杭での補強なども行ないました。

ご多忙なところを参加していただいた会員と協力団体の大津みどりのNPO,やぶこぎ探検隊、そして地元の方、一般の方、学生、行政(国交省、水資源機構、県自然環境保全課、水産課)、マスコミの36名の皆様にお礼申し上げます。



今回のよしよしプロジェクト3では、消波提を規模と質においてこれまでの3倍以上(全長33m)に拡大強化し、ヨシ植栽についても、竹筒を前回の50??90?から平均1mの長さに伸ばし、穴あき構造もスリット式を採用するなど改良するとともに、ヨシ苗を入れた竹筒を1本づつ杭にくくりつけて植えつけるという手法を新たに採用して、1日で100本の植栽を行ないました。



しかし、今年はヨシの成長が遅れておりヨシ苗に使った喜撰川のヨシが琵琶湖の水中で成長するか心配もあります。

特に、今回は水位が冬の水位に比べると高く(+3?)そのうえにしろかきシーズンで濁水が流れていてまったく見えない中での

ヨシ苗採取となったため良い状態での採取が困難で苦労していただきました。



今後、もう少し水位が下がりヨシが成長した6月中旬以降での採取と、現在ラーゴにおいて同所の種から生育してもらっているヨシ苗で残りの300本を植えたいと考えています。



いづれにしても、4時終了予定を30分オーバーして終日がんばっていただき完成させた成果を大事にしていきたいと思います。

皆さんもあそこを通られるときは立ち寄って観察していただければうれしいです。

当日の模様は25日の読売新聞に写真入で報道されました。













自然回復作戦の第一回目の魚の生息調査

新旭の針江浜で国土交通省が地元などと連携して取り組もうとしている自然回復作戦の第一回目の魚の生息調査に行ってきました。参加者は全体で20名ほどFLBから5名。

この浜では川と田んぼに魚がのぼるように改修することと浜辺のヨシが減退してきておりその回復を目指す計画で、

今後もあと3回ほどの調査と、意見交換会を開いて住民意見の反映を行い、国土交通省が庶務として幅広い連携(国、県、市、土地改良区、針江地区、NPOなど)で進めようとするもので、湖岸のヨシ帯回復には現在われわれが取り組んでいる粗朶消波工を採用する方向で検討しています。



今後の予定などはっきりしましたら連絡させていただきますので、できるだけ参加お願いします。



写真は、調査の様子と安曇川河口付近のノウルシです。




魚ののぼれる川づくり例会で木製魚道が完成

今日の魚ののぼれる川づくり例会で木製魚道が完成しました。参加者は4名でした。

2003年4月からはじめたこの取り組みもちょうどまる2年、そして、一つの答えが出ました。

それは、間伐材による魚道を目指しましたがさすがに間伐材では相当な時間を要するためこれはあきらめて、日本産の杉とヒノキ材を使いました。



総延長は6.5メートル、幅0.87メートル、魚道の最大高1.36メートル、占有面積は58平方メートル。

一つの箱が縦1m×横0.87mで高さを0.2メートルづつ下げていきます。これを7個つなげて魚道にしたものです。

現在、申請書を作成中で来週には申請書を提出したいと考えていますが、その前に地元の同意書が必要であり、志賀町中浜と同北浜の区長さんに明日依頼に上がる予定です。



設置予定は5月8日(日)で、期間は6月7日までの1ヶ月間ですが、県がすんなり許可してくれるか、大きな課題です。

とにかく前に進めるために申請を早く行ないたいと考えているところです。


粗朶消波工設置

今日は午後からの雨予報で心配した天気も幸いはずれて終日良いお天気となり

波も穏やかで最高の作業日よりでした。



参加者は29名。(会員13、みどり6、水資源4、学生2、やぶこぎ1、国交1、地元1、一般1)

全長33メートルの堂々たる消波提がほぼ完成しました。(柴が約50束不足)

「これを我々でやったのかと思うとすごいことをしたんだと思う」「惚れ惚れして見とれてしまう」参加者からこんな声まででてしまうくらいのできばえとなりました。



作業はみどりのNPOとFLBの先発隊6人が8:30(株)石定に集合し、柴と杭の運搬とテント設営を行ないました。

10:00には全員集合、開会で当日の作業打ち合わせの後それぞれの任務配置について活動。

主な仕事は、消波提建設のための600束の柴の運搬です。地上部隊から湖中部隊に渡され湖中に浮かんだ柴を一列に並んだメンバーが順送りするという形で最先端から積み上げていきました。



水温は13度、昨日より3度も高いでしたが、湖中は結構冷たく長く入っていると胴長をつけていても体が冷えてきます。

昼食時には、やぶこぎの江副さんの熱くてうまい豚汁とうどんのおもてなしで体が温まりました。



1時に作業再開。4時まで29名全員目一杯働いていただき見事な消波提が出来上がりました。

参加者の皆さん本当にお疲れ様でした。

24日(日)はいよいよ竹筒によるヨシ植えの開始です。今日は参加できなかった方も次回はぜひ参加していただき

我々の手でつくったこの見事な消波提をご覧ください。



消波提に生かされた柴と、わずかに目を出したヨシの新芽がどこか微笑んでいるように見えました。










竹筒6本からヨシの新芽が顔を

10日のよしよしプロジェクト3消波工を控え、よしよしプロジェクト2の竹筒6本からヨシの新芽が顔を出しているのを今日確認しました。

そして、竹筒の周りからも数本のヨシが芽を出してきました。

根が竹筒の中から外に広がった証と考えられます。

胸がわくわくする春のおとずれです。



杭打ち試行

2日(土)大津みどりのNPOの5人でよしよしプロジェクト3の杭打ち試行が始まりました。

これは、10日の粗朶消波工本番までに設置する全長35メートルの消波提の基礎杭3.5m、200本を

1.5mまでいかにスムースに濁りを最小限に抑えて打ち込むかという課題に対して検討を行い

今回、水圧による掘削で試行を行なったものです。



結果は良好でパイプの調整などさらに改善を図れば打ち込み可能なことがわかりました。

当初、重機や杭打ち機による作業を検討してきましたが

水中に打ち込むことの困難性や数量を考えると頭が痛い問題でしたが

今回の試行でこの難題を何とかクリアできたようです。



この日の現場は曇り、水深は約1m、(水位は+5cm)

4月に入ったとはいえ、水は冷たく胴長をつけていても冷たさが体にしみこんでくる中で

打ち合わせの後11時から3時半までがんばっていただき20本の杭が湖中に立ち、

よしよしプロジェクト・3の新たな一歩となりました。



大津みどりのNPOの皆さん本当にお疲れ様でした。




魚道づくり

今日の魚道作りは天気もよく12名の参加がありました。

魚道作業は専門的なところがあり、半分は竹筒づくりをしていただきました。



魚道は、あと3箱(全体で7箱をつなぐ)でしたが、最も難しい部分の製作となったため時間を要そ、最後の1箱が未完成となりましたが、この分は設置予定の5月8日までに折を見て完成させることになりました。



よしよしプロジェクトの柴刈と竹筒づくりと重なったため、会員の皆さんには何度も無理をお願いし、何とかここまでこぎつけることができました。

参加していただいた会員と水資源機構、学生、一般の方に心から感謝します。



4月からは、いよいよどちらも設置の本番が待っています。

これまで以上の参加者で成功させて未来につなげていきたいと思いますので、周りの人への呼びかけもよろしくお願いします。




竹筒づくり

今日の竹筒つくりは、寒波の予報でまたまた天気が悪いと困ったなーと心配していましたが

朝の天候は晴れ、時折小雪がちらつきましたがたいしたこともなく3時過ぎまで作業を行ないました。

また、今日は地元の金比羅神社の祭礼がありお昼休みに全員でおまいりし、お札さんと饅頭をもらってきました。



今日の参加者は8名(目野、多田、川南、井上、高村、寺川、鵜飼(学生)、及川(水機構))で、竹筒の完成は120本、これまでの完成品と合わせますと約200本が完成しました。



これで4月24日のヨシ植え用の竹筒はほぼ完成しました。これまで寒い中柴刈と竹筒づくりに参加していただいた会員の皆様はじめ

ご協力いただいた一般のかた、学生、水資源機構の皆さんに心からお礼申し上げます。



今後は、4月10日の粗朶消波工作業と4月24日のよし植栽の本番を迎えます。



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